2010年6月20日日曜日

すばらしい炭の効果




 胚軸切断挿し木法の実験をしようと、休耕田で培養土に炭を混ぜて3号ポリポットに枝豆とインゲンを播いて準備しておきました。上の畑(国道136号線すぐそば)の枝豆の発芽が悪く、実験はインゲンを使えばいいかなと考え、枝豆の苗を畑に持って行き補植しました。この畑はイノシシよけにスチールメッシュ(1m×2m)で全て取り囲んであります。
 そのメッシュの上を鹿が飛び越えて進入し枝豆、ジャガイモの葉、ミカンの葉、カボチャなどを食べ荒らしました。ここは耕作放棄地を炭と牛糞、鶏糞で何とか再生しようとしたところです。
 その食い荒らされた、枝豆の根だけが残っていました。写真をご覧下さい。
枝豆の根が、炭を取り囲んでいます。別の根は炭の中に食い込んでいました。かた根粒がぎっしりと着いていました。炭が植物に与える定量的な実験の結果はあまり聞いていませんが、そのすごさに驚きました。
 また、2枚の写真は有機肥料のみで栽培したトマトと、同じ肥料に炭を加えて栽培したミニトマトの写真です。同じ品種のトマトとは思えないほど生育の様子に差があります。炭の力、恐るべしと実感しました。

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