11月21日に函南町の丹那盆地で開催された「ヤーコンサミット2010in函南」に行ってきました。丹那では霜が降りたようで、葉が全て枯れていました。幸い宇久須は無霜地帯です。葉がまだ残っています。どうせ葉はやがて枯れてしまいます。その前にヤーコン茶をつくりませんか?ヤーコン茶には血糖値を下げるインスリンと同じような働きをする成分が含まれていると農林水産省四国農業試験場のホームページにのっていました。
以下はそのホームページからの引用です。
強い抗酸化作用を示す物質が含まれている。 熱湯抽出液は食後血中糖度の上昇を抑える作用があり,インシュリン様の効果を示す。 熱湯抽出液には,ウーロン茶と併用することで体脂肪と体重の増加を抑える効果があることが,動物実験で示されている。 ヤーコン茶は,体重・体脂肪の減少,糖尿病やガンの予防の効果が期待されている。ヤーコン茶の服用で,便秘を解消したという人もいる。
作り方はいたって簡単です。これも農林水産省のサイトからの引用です。
(出典)農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究開発課
新需要創出計画高機能生物チーム
●ヤーコン茶の効用 ●血糖値が下がる ヤーコンの葉や茎で作ったヤーコン茶はインシュリンのような働きをする物質があり血糖値を下げる作用がある。しかも必要以上に血糖値を下げることがない。●ダイエットに効果 中性脂肪から脂肪酸への分解を促進する作用があり、結果体重の増加が抑制されダイットにも効果がある。また、利尿作用もある。●コレステロールを抑制 ヤーコンの葉にはカテキン・フラボノイド・配糖体などの生理活性物質のほかに、ビミンA・B1・Cそしてカルシウム・カリウムが豊富に含まれているので、中性脂肪、レステロールを下げる効果がある。
●ヤーコン茶の作り方 ・ヤーコンの葉を収穫する。・ヤーコンの葉は大きなものだと両手を広げてあわせたくらいになる。葉が茂り始める ろから摘んでいくと沢山作れる。秋になり葉が固く少し黒くなってきても大丈夫。 葉には苦みがあるが茎は甘みがある。茎は芋の収穫時にやっとお茶にできる。茎はハ ミで細かくして葉と同様の作り方でお茶にする。 ・ 葉を一枚一枚、裏表きれいに洗う。 蒸し器に葉を重ねて入れる。中火で約6~7分くらい蒸す。 蒸し上がったら、熱いので少しさましてから、水分をぎゅっと絞る。 蒸して絞った葉を一枚ずつザルに広げて2日くらい天日に干す。11月は乾燥して るので室内でも乾く。 ・ 160℃のオーブンで15分くらいからからになるまで乾かす。手でもんでバラバラなればでき上がり。丸まってバラバラにならない部分があればもう一度オーブンで焼く完全に乾燥させないとカビが生えてしまう。 ・ヤーコン茶のできあがり!缶などに食品乾燥剤を入れて保存する。ヤーコン茶はウーロン茶を少し混ぜても美味しく飲める。また、ヤーコン茶を粉末にしみそ汁などにいれたり料理に用いても良い。 お茶を急須に入れ、を注ぐとすぐに独特の香りが漂って来る。あまり長く浸すと苦みが強くなるので程よい加減に出す。
2010年12月22日水曜日
2010年12月11日土曜日
炭の生育促進効果の実験 スタート
宇久須のスローライフ部会員を中心に「有機・無農薬・炭栽培」が定着しています。多くの畑で炭と有機物(腐葉土・堆肥・鶏ふんなど)を鋤きこんで野菜を作っています。多くの人々が炭の効果を実感しています。
ところが見学に来られた人たちが「どのように炭は効くのですか?」と質問されます。炭を入れるのが当たり前の私たちにとっては、言葉で説明できても実物をお見せすることができません。全て炭栽培ですから…。
そこで休耕田に実験区を設けました。実験区は「緑の地球ネットワーク(GEN)」が小川 眞先生のご指導の下やった実験をまねしました。
実験区1:牛糞堆肥2:バイオ炭1を混ぜたものを1㎡あたり500g混入
実験区2:牛糞堆肥2:バイオ炭1を混ぜたものを1㎡あたり1kg混入
実験区3:牛糞堆肥2:バイオ炭1を混ぜたものを1㎡あたり1.5kg混入
実験区4:炭のみ1㎡あたり500g混入
実験区5:堆肥のみ1㎡あたり1kg混入
実験区6:対照区
1実験区2㎡とし、実験植物はソラマメ3株、レタス6株、タマネギ15株、タカナ3株、それにスナックエンドウを10粒播種しました。皆さんに結果を見ていただくのが楽しみです。
認定NPO「緑の地球ネットワーク(GEN)」第2回合宿
11月最後の金曜日から日曜日にかけて、第2回宇久須ーGEN合宿が行われました。参加者は少なかったものの、遠く仙台から2名の参加者がありました。金曜日は三々五々宇久須に入られ、夜はスローライフ部会の主なメンバーとの顔合わせと、ガイダンスを行いました。
翌土曜日は財産区の分収林にいき、チェンソーの名人にも出ていただき、チェンソー5台で放置間伐材を50㎝ほどに切断し、皮をむいて乾燥させました。来年春には薪割り機で割り、無煙炭化器で炭にして里に下ろす計画です。慣れない作業でしたが、皆さん心地よい汗を流しました。
夜は柴公民館に集まり、上田先生から最近の北京を状況の講演をしていただきました。そのあと交流会で楽しいひとときを過ごしました。
翌日曜日は、休耕田に集まり、まず休耕田の一角のサツマイモの収穫を行いました。ベニアズマのみごとなできに一同驚いていました。ヤーコンの除草と5月に植えたヤーコンの収獲を行いました。ヤーコンの葉も無駄にせず、血糖値を下げる効果もあるため持ち帰っていただきました。作業終了後、スローライフ部会の奥様方や「柴区味噌の会」、「まちづくり協議会」の皆様方が準備して下さった「イノシシのモツ鍋」をメインにおにぎりや竜田揚げ、焼き芋、おまけに「昨日を鹿をとったから」と鹿肉の差し入れもあり、無煙炭化器で焼き肉にして食べました。この豪華な昼食で購入したものはゼロ。田舎暮らしの醍醐味です。余ったサツマイモとできた炭は宅配便で送られ、イオンとサントリーの組合の黄土高原ワーキングツアーの集いで配られたそうです。
2010年12月7日火曜日
西伊豆町「ふるさと祭」でバイオ炭の配布
根粒菌がビッシリ 炭の効果
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