2010年5月19日水曜日

認定NPO「緑の地球ネットワーク」宇久須合宿1日目


 認定NPO緑の地球ネットワーク(以下GEN)で宇久須スローライフ部会の活動を紹介したところ、関東ブランチの多数の会員の方が興味を示され、宇久須で合宿することになりました。

以下はGEN関東ブランチがメーリングリストで流した案内文です。

「GEN関東ブランチ-宇久須(うぐす)合宿

伊豆半島の西海岸に、西伊豆町宇久須(うぐす)という地区があります。美しい海と急峻な山に囲まれ、富士を望む黄金(こがね)崎には、躍動する大地のうねりが地層となって記されています。温泉にも恵まれています。しかし、住民の4割以上が65歳をこえ、休耕田が目立ちます。急峻な山地では間伐された丸太が、運び出すこともできずに散乱しています。このままでは、放置された間伐材は大量のCO2を出しながら腐っていくことでしょう。
ここでいま、新しい動きが生まれています。「無い物ねだりをするのではなく、あるもの探しをしよう」と立ち上げた「宇久須まちづくり協議会」。休耕田を何とかしたいというメンバーが集まったスローライフ部会。そこにGEN会員の藤原國雄さんが「無煙炭化器」を持ち込んだところ、山と畑と人とを結び合わせる道筋が見えてきました。
こんな面白そうなことは見逃せません。伊豆の自然を五感で満喫し、炭焼き・畑仕事に汗を流しませんか? スローライフ部会の方々との交流の場も設けます。」

 

そして5月15日(土)狩野川記念公園に参加者集合し、6台の車に分乗して達磨山レストハウスに向かいました。ここからの富士の眺めは最高なここはニューヨーク万博で日本を紹介するための富士山の撮影スポットですばらしい富士の眺めを期待したのですが、あいにく雲が広がり、その姿を見せて
くれませんでした。
 小休止ののち、車でクマザサに覆われた稜線をドライブし、2000年の全国植樹祭の現場でトイレ休憩を取り、ついでに中にはいり、天皇・皇后が植えたヒメシャラやアマギツツジも見学しました。斜面に植えた木々は生育がよく、平らな土地に植えた木は生育がよくありません。小川先生が「土が浅すぎる。酸性も強すぎる。だめになるな。」と即座に判断され「さすがだな」と思いました。
 トイレ休憩後、仁科峠に移動し鍋岩までのハイキングをし昼食をとりました。昼食後宇久須に下りましたが、予定していた財産区の間伐の現場は道路拡張の工事の影響で片側交互通行の規制で、駐車できませんでした。小川顧問がだいたいの構想ができたとのお言葉で、イメージを焼き付けて休耕田に移動しました。
 休耕田ではスローライフ部会長の浅賀石根さんがいてくださり、朝から4aの畝立てをスローライフ部会の方々としてくださっておりました。石根さんの畑で炭焼き講習会を行い、その後にキャベツの苗を
植えたところ、生育の差に驚きました。結球の差が歴然としていました。
 その後、黄金崎公園に移動し、町の公園管理の担当者に松の生育状況を小川顧問から指導していただきました。下草の除去や落ち葉の除去について指導していただきました。また、美谷島さんの地学講座や橋谷さんの土砂崩れの危険性のアドバイスをいただきました。その後、松林で小川先生にショートレクチャーをしていただきました。
約1時間の黄金崎海岸の散策の後、5時頃民宿に分宿しました。

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