2012年12月25日火曜日

第2再生休耕田の万次郎カボチャ


問題が2つあります。その1の写真を見ていただければ分かるとおり、500mlのペットボトル2本分の大きさで、3個で約10㎏。全部で400㎏ぐらいになりそうです。土嚢袋に3個ぐらいしか入りません。しっかも道路から離れていますので、どうやって上の畑の農機具小屋へ運ぶかです。
 次の問題点は、ネズミの被害です。土の下に穴を掘ってかじられたカボチャが30個ほどありました。来年はどのような対策をしようか悩んでいます。良い知恵がありましたらご教授下さい。

第2再生休耕田の万次郎カボチャ


 今年も万次郎カボチャを3株とポアロを6株、栽培しました。排水の良い所をダイズ栽培に譲り、沼田のような所に植えました。明渠3本掘り、ダイズの周りにも溝をほり、周りより20センチほど高く、土を盛り上げそこだけに炭と牛ふん、ペレット鶏ふんを入れ、カボチャの苗を植えました。
 台風による塩害や、異常渇水でも元気に成育しましたが、ここ1週間ほどの寒さで、ついに葉が枯れました。
 寒さに当たると腐りますので、昨日全て収穫しました。万次郎カボチャが約105個取れました。1株あたり35個。根元しか肥料を入れてないため、まずまずの成果だと思います。

2012年11月21日水曜日

恐るべき炭のパワー

根の様子を見るために、根を切断して水で洗って見ました。根粒がびっしり着いていました。根粒の中の根粒菌は、空気中の窒素を固定し、宿主の豆科植物に与えます。豆科植物は光合成によるグルコースなどを根粒菌に与えます。お互い助け合って生きています。共生です。これからの右肩下がりの我々の生き方のヒントになると思います。感動しました。
 株から、落花生を大きなものだけ切り離しました。全部で126個ついていました。大きなものは8㎝ぐらい有りました。家に帰って主さを計ったら1.2㎏ありました。圧力鍋で3分ほど塩ゆでにして食べると本当に美味しいです。

2012年11月9日金曜日

11月3日の同じヤーコンです。頂芽からオーキシン(インドール酢酸)の分泌が無くなるため、側枝や分けつが促進されました。ヤーコンの肥大は8月下旬から始まり、11月いっぱいだと聞いています。

今年は、2回ほど台風の被害を2度ほど受けました。1回目の台風は潮風で、塩害を受けました。おかげでヤーコンの茎は葉がなく、棒みたいなヤーコンが目立ちました。10月中旬、試し堀をしたところ、塊根がほとんど肥大していませんでした。
 そこで慌てて摘芯(成長点を取ること)をして、株間にペレット鶏ふん(4-5-4)を2握りほど追肥しました。ヤーコンは頂芽優勢の性質が強いみたいです。頂芽が残っていると分けつしてきません。来年は8月下旬に摘芯をして、追肥したいと思います。南伊豆にも早速、摘芯と追肥の情報を流しました。はたして肥大が間に合うかどうか、12月が心配です。写真は10月15

2012年5月14日月曜日

平成24年度の活動開始

5月の連休が終わり、各自の作付けもだいたい終わり、スローラブ会の活動が再開しました。
例年行っている、認定NPO「緑の地球ネットワーク(GEN・ゲン)」関東ブランチとの合同作業が
行われました。
 5月11日(金)に、元日本大学生物資源科学部森林資源科学科の桜井尚武教授を囲んで「西伊豆の山を知る」とい懇談会を開催しました。桜井先生には4月28日~30日まで宇久須に来ていただき事前に西伊豆の山を、財産区議長と一緒に見ていただきました。
 当日、会場となった西伊豆町防災センター3階の会議室にいすを30ほど用意いたしましたが、予想以上に多くの方が来てくださいました。
 難しい専門用語が多く、なかなかついて行けませんでしたが、財産区の分収林の話になって初めて理解できました。そこに木があるだけで財産なんだと言うことが理解できました。かっては外材の代表であったラワン材を目にすることがありません。シベリアの材木はほとんど中国に行っているとのお話。いつか外国から材木が入ってこない時代が必ず来る。その時に本当の財産になる。そういった印象をうけました。

GENの会員の方が言われた「必要なものはITと宅急便だ」の発言も印象に残りました。1本1本の木を樹種・樹高・胸こう直径・曲がり具合・植林後の年数などをQRコードで管理し、ITで全国に発信するなどの取り組みができれば、安く買いたたかれる心配がなくなる。少し先が見えて来ました。

2012年4月14日土曜日

家庭でできるヤーコン茶の講習会






久しぶりの更新です。サボっていました。
 ブログの更新をサボっていました。ヤーコン6次産業化のために三島のヤーコン舎、石黒さんを講師に招き、昨年12月に安良里にある西伊豆町中央公民館の調理室で、家庭でできるヤーコン茶作りの講習会を実施しました。9月に4名の女性を三島まで派遣し、事前に指導を受けておきました。講習会前にその4名の女性が、ヤーコンと茎に分けて、お湯に5分ほど通し、ビニールハウスで乾燥して準備しておきました。
 そのヤーコンを材料に、鍋で焙煎して3gづつお茶パックに詰めてヤーコン茶ができあがりました。参加者は30名ほど、石黒さんが取り組みを見て「みんな熱心ですね」と感心されておりました。お茶パックは参加者が持ち帰りました。