2012年5月14日月曜日

平成24年度の活動開始

5月の連休が終わり、各自の作付けもだいたい終わり、スローラブ会の活動が再開しました。
例年行っている、認定NPO「緑の地球ネットワーク(GEN・ゲン)」関東ブランチとの合同作業が
行われました。
 5月11日(金)に、元日本大学生物資源科学部森林資源科学科の桜井尚武教授を囲んで「西伊豆の山を知る」とい懇談会を開催しました。桜井先生には4月28日~30日まで宇久須に来ていただき事前に西伊豆の山を、財産区議長と一緒に見ていただきました。
 当日、会場となった西伊豆町防災センター3階の会議室にいすを30ほど用意いたしましたが、予想以上に多くの方が来てくださいました。
 難しい専門用語が多く、なかなかついて行けませんでしたが、財産区の分収林の話になって初めて理解できました。そこに木があるだけで財産なんだと言うことが理解できました。かっては外材の代表であったラワン材を目にすることがありません。シベリアの材木はほとんど中国に行っているとのお話。いつか外国から材木が入ってこない時代が必ず来る。その時に本当の財産になる。そういった印象をうけました。

GENの会員の方が言われた「必要なものはITと宅急便だ」の発言も印象に残りました。1本1本の木を樹種・樹高・胸こう直径・曲がり具合・植林後の年数などをQRコードで管理し、ITで全国に発信するなどの取り組みができれば、安く買いたたかれる心配がなくなる。少し先が見えて来ました。

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