2011年8月9日火曜日

ヤーコン栽培2

ヤーコンの栽培は契約栽培。伊豆半島でも松崎町のサクラ葉の栽培や八木沢地区を主体とした畑ワサビの栽培が行われております。サクラ葉は出荷が大変です。ワサビも出荷調整が大変です。ところがヤーコンはヤーコン茶の場合は年に3回、地上2~3cmで刈り取り、温室やビニールハウスで乾燥させ、シイタケ乾燥機で乾燥させれば出荷できます。当然、完全無農薬栽培ですので面倒な薬剤散布もありません。65歳以上の人口が占める割合が39%と静岡県で第二位の西伊豆町にとっては格好の作目になりそうな感じです。ちなみに西伊豆町のある地区では68歳以上の割合が68%という集落があると聞きました。
 無農薬栽培とは、農薬を3年以上使用していない圃場のことです。休耕田は農薬の使用はありません。もしかしたらヤーコンが西伊豆町の救世主になるかもしれない。
 そんな思いを持って部会長と事務局(雑役→庶務→事務局?)の二人で三島のヤーコン舎に出かけ、契約栽培について相談してきました。
伺った内容は、以下の通りです。


 話をしている過程で面白い話題がでました。「ヤーコン舎(NPOヤーコンネットワークジャパン?この関係が私には分かっていません。)が苗は準備できているが、植える畑が無い、もし西伊豆にあるのならNPO「グランドワーク三島」のスタッフが植えに行きたい」との相談がありました。宇久須にとっては絶好のチャンス。休耕田の解消にもつながるし、ヤーコン栽培を勉強できると思いました。さらにはネットワークがつながるといったメッリトがあります。部会長が早速翌日には、10aの耕作権を探してくださいました。早速ヤーコン舎に連絡を取ったのですが、組織の関係上相談しないと返事ができないとのことでした。今週水曜日(6・15)にヤーコン舎の舎長が宇久須に訪れ、候補地を見ました。どうやらお眼鏡にかかったみたいです。今後どのように展開するか楽しみです。
 
 なお昨日、間接的にですが静岡県東部農林事務所から「ヤーコンの6次産業化研究会の開催について」の連絡をいただきました。ヤーコンの栽培から加工、流通まで西伊豆でできないか模索していきたいと思います。

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