2011年6月18日土曜日

ヤーコン栽培(その1)



 3月下旬、友人(NPO「ヤーコンネットワークジャパン)とのあいだに下記のようなやりとりがありました。

【友人からのメール】

今年は、昨年の異常気象でヤーコンの苗が足りません。
ヤーコン茶のメーカーが契約している農家が原発の30キロ圏内で十反部ほど、作っていた農家が栽培出来なくて、代わりに静岡県で作ってくださいと頼まれました。

年は、葉の買取もします。
一度ご検討ください。

【私からのメール】
大変な状況ですね。まさか原発の事故がかんなにも直接的に
影響を与えるとは思いませんでした。
 宇久須の休耕田も、雑草の勢力に負けて
塊茎のできがいまいちでした。あとは追肥が足りなかったと
思います。メールをいただいて翌日からヤーコンの苗作りに
かかりました。今日までに4月上旬で、5月の定植に向けて1000鉢程度はできると思います。
考え方は2つあると思います。

その1つは西伊豆町でヤーコンを栽培し、葉を買い取ってもらうという
方法です。この場合はスローライフ部会では力量不足で借りることのできる
休耕田は沢山あるのですが、ご存じの通りそれだけの体力がありません。
各農家に小面積で良いので栽培してもらうといった方法です。そして
それを買い取ってもらうという言う方法です。これが可能ならば
西伊豆町の新たなる産業となり、町としてはありがたいと思います。
ただその場合は技術指導が必要となると思います。各農家に依頼するとなると
経営的に成り立たないと思います。その点はどうなんでしょうか?
それと今年限りというのもまずいと思います。今後の継続性が必要と
なると思います。
 あと葉をとる栽培は未経験です。具体的なイメージができません。
通常の栽培で、畝間1m、株間1mで植え付けると10aあたり1000株の
苗が必要となると思います。
 実際の福島県の栽培農家はどのような栽培方法をしているのでしょうか?
無農薬は当然として、肥料の問題などは気になります。堆肥、鶏ふんを
元肥にして、有機配合の追肥などは可能なのでしょうか?
色々と情報を下さい。できる限りの協力はしたいと思います。

 とりあえず休耕田Ⅰ(昨年からの休耕田)に約4a、休耕田Ⅱ(新休耕田)に3a、知人も協力して
植え付けて下さいました。

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